私の師匠
私は、基本的には頑張り屋さんの部類だと思います。
なので、ダンスをやっていた頃は、それこそ必死でがむしゃらに頑張っていました。
結婚するまで、大阪でOLをしていましたが、仕事だって、とにかく必死で頑張っていました。
そして、結婚で岡山へ移り住み、退職後、今までのように全てに全力投球のフルスピードでの生き方をギアチェンジして、ゆっくりしたいな。と思いました。
その中で、身体を虐めることなく続けていくつもりでヨガインストラクターの資格を取得し、たくさんの人と心地よい時間を共有できればと思っていました。
今もその思いに変わりは無いのですが、ゆるくやっていこうと思うと、「サボってもいい」「無理そうなことはやらない」という風に落ち着きがち。
ところが、今の私のアシュタンガヨガの先生は、そんな私にいつでも小さな試練を与えてくださいます。
その度、(いや私には無理だから)(ガチ勢じゃないし)と逃げ出したくなるのですが、
半年に一度しかお会いできない先生から
せっかく頂いた課題だからと、
なんとか毎日続けていける感じです。
先生とお会いできる回数は少なく、
日頃は1人でプラクティスを行っているため、
どうしても怠けてしまいがち。
自分を甘やかすのも鍛え上げるのも自分なんですが、なかなか匙加減が難しいですよね。
そんな自分の匙加減を絶妙なタイミングで、
フォローしてくださるのが先生です。
頑張れるのに、限界を作って頑張ることから逃げてる私には、「大丈夫。出来るからもう少しやってみましょう」と挑戦を促してくれたり、
出来てない部分で自分を卑下してしまっていたら、「出来てるよ」と、肯定してくださいます。
そんな風に、いつも厳しくも頼もしい師匠なのですが、
一方で、私が体調不良で身体が思うように使えない際には、私の心情に優しく寄り添い
「今の状況でトライできた自分を褒めてあげて」と声をかけてくれ安心させてくださいます。
押したり引いたりしながら、
心と身体を心地良い方向へ案内してくださる。
そんな先生です。
私も誰かにとって、そんな存在になりたいです。
0コメント